Consulting コンサルティング

IT運用コスト最適化

このような企業にお勧めです

  • 年間の運用コストが膨らんでおり、無駄を可視化し、コストを最適化したい企業
  • 担当者の稼働が限界に達しており、現場レベルでの業務効率化を急ぎたい企業
  • 経営層から「IT運用コストの根本的見直し」が指示されており、具体策が求められている企業


サービス概要

当社の「IT運用コスト最適化コンサルティング」は、運用業務の全体像を可視化し、非効率なプロセスの見直しや標準化を通じて、確実な工数削減とコスト最適化を実現する支援サービスです。
 豊富な業界経験を持つコンサルタントが、現状に即した改善策をご提案いたします。


サービスの特徴

1.「改善の8原則」に基づく網羅的なアプローチ

「改善の8原則」をベースに、業務ごとの無駄を分析し、可視化します。
※…「廃止」、「消滅」、「容易化」、「標準化」、「計画化」、「分業分担」、「同期化」、「自動化」
 

2.即効性と実行力を兼ね備えた改善施策の提示

スコアリングによる取り組み優先度を明確にし、効果が出やすく実現性の高い施策から着手を可能にします。
 

3.実践的な知見を持つコンサルタントが対応 

金融・通信・製造・SI・官公庁など多業種における運用改善実績をもつコンサルタントが、現場目線で「実行可能な改善策」を設計・支援します。


サービス紹介

1.対応のアプローチ

(1)現状調査
文書確認および関係者ヒアリングを通じて、すべての業務を洗い出し、各作業の工数や実施頻度を整理・一覧化します。あわせて、営業日・非営業日の1日における定常業務の発生状況(時間帯・作業量)を可視化し、作業の集中度や負荷の偏りを明確にします。
 
(2)改善施策案の検討と削減効果算出
各業務について「改善の8原則」の視点から分析・分類を行い、改善施策案を検討します。
あわせて、各施策に対して想定される工数削減効果を定量的に算出します。
さらに、シフト体制および業務割り当ての分析を通じて、人員配置の最適化による削減効果も評価します。

(3)優先度設定
各業務を“作業時間”、“重要度”、“緊急度”、“実現可能性”等によるスコア付けで改善の優先度を設定します。

(4)改善施策の実行
優先順位付けされた改善施策案をベースに、お客様と改善施策を選定し、実行に向けた具体的な支援を行います。

2.成果物イメージ

(1)現状調査結果

(2)「改善の8原則」に基づく分析結果(サマリー)

改善の8原則
分析結果
分類件数
廃止(業務移管)
廃止の余地あり
自動化、作業頻度の見直し、手順の見直しなどをおこなうことで、
作業工数の削減が見込め、業務移管が可能な作業
40件
消滅
完全な不要業務の可能性あり
作業の目的や成果物を精査した結果、そもそも作業自体が不要と判断され、消滅が可能な作業
10件
容易化
作業内容/作業頻度見直しの余地あり
作業内容や作業頻度を変更することで、業務工数の削減が見込める作業
80件
標準化
標準化の余地あり
作業手順・判断基準・フォーマットを統一することで、属人化を排除し、工数や品質のばらつきを抑制できる作業
20件
計画化
計画的実施による効率化の余地あり
作業の実施タイミングを事前に調整・整理することで、重複や待機のムダを排除し、工数を削減できる作業
20件
分業分担
分業による効率化の余地あり
作業を適切に役割分担・スキル分離することで、担当者の専門性を活かし、全体の作業効率が向上する作業
10件
同期化
タイミング調整による効率化の余地あり
他作業やシステムとの実行タイミングを合わせることで、作業待ち・重複対応の削減が見込める作業
10件
自動化
自動化検討の余地あり
自動化が検討でき、自動化により業務工数の削減が見込める作業
5件
- 自動化も廃止も難しい作業
25件


(3)改善分析結果一覧(作業別の改善施策案、想定削減効果)

No. 作業項目 現在:月間作業時間(分) 削減後の想定:月間作業時間(分)
改善施策案
1
A作業 30 10 CLIでの自動化/容易化
2 B作業  60 30 自動化/容易化(頻度見直し)
3 C作業  1200 0 自動化
4
D作業  100 100 廃止も自動化も難しい
5
E作業  150 0 自動化




299
Y作業  120 60 容易化(手順の見直し)
300 Z作業  15 0 自動化

合計時間
20,000 5,000 (20000-5000)/60=-250時間


(4)人員配置案(人員配置の最適化による想定効果)

当社が選ばれる理由